歯科衛生士生活を十数年を経て、この世界に飛び込みました。
父が平成五年に、総胆管ガンで他界。 その五年後に、母が子宮頸癌で入院手術、抗がん剤治療。 現在も、リンパ浮腫と格闘しながら、元気に暮らしております。
両親の入院加療と患者の家族という体験を通して、私が医療スタッフとして患者さんのためにしていたつもりの行為と、患者さんが受け止めている気持ちとには、かなりのギャップがあることに気づきました。 それは、福祉大学を出て障害者施設で働いていた妹も、同じように感じたそうです。
自分では患者さんを思って、話したり行ったりしている些細なことが、実は患者さんを傷つけていると云う現実。 また、医療者側がどんなに、力強く心を込めてインフォームドコンセントしようとも、患者さんは「聴いていない」という事実。
何気ないつもりで言った言葉が、患者さんを元気づけたり勇気づけているという、真実。
壁にぶち当たったとき、出会ったのがカウンセリングであり、コーチングというコミュニケーションでした。
患者さんも辛いけど、医療者だっていろいろと辛いのです。
まずは、 医療者が「現場って、医療の仕事って楽しい」と感じられる場所となるには、ストレス耐性をつけるには、コミュニケーションがとても効くということを、カウンセリングやコーチングを学んで知りました。
エデュコミュニケーションでは、医療・福祉・介護にお役立ていただきたいプログラムを、ご用意しています。 ご希望の場合には、貴院・貴施設に適したプランもご提案いたしております。
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